豊橋の市役所周辺に3つの文化財
概要
豊橋市役所の廻りには、吉田城とハリストス正教会、豊橋市公会堂という3つの文化財が隣接しています。
市役所は豊橋駅前から豊橋鉄道東田本線に乗り、市役所前で下車し目の前です。
今では珍しくなった市電で、車体も更新がなされていますので、レトルト列車という訳ではなく、しっかりと市民の足として機能しています。
ここから、この3つの文化財を巡る散歩を始めましょう。
いずれも目と鼻の先にありますので、1〜2時間もあれば一巡できます。
豊橋公会堂
まず正面に建つのは、豊橋市公開堂です。
1931年に造られたとあります。
戦時中には市役所の一部が仮住まいをしていたりしましたそうですが、今も現役の公開堂として機能しています。
見た目の特徴として、入り口の階段から見える門構えでしょう。
いかにも西洋風のその造りが大正時代のモダニズムを思い起こさせてくれます。
ハリストス正教会
ハリストス正教会は、19世紀の頃にロシアから渡ってきたニコライという宣教師が来日して活動を開始した後、1913年に建設されています。
大変残念ながら中には入れませんが、正面玄関を入るとすぐ高い鐘楼を上に見上げるように位置し、その奥に広い講堂があり、正面に美しい絵画が飾られているようです。
ただ、この建物自身、通常のキリスト系の教会の建物とは趣を異にしていて、独特のしかもロシア風の雰囲気を醸しだしています。
吉田城
吉田城は、1500年頃に築城されたと記されています。
その城主が色々と変ったものの、江戸時代には有能な大名達が城主になったそうです。
出世城などと呼ばれたとありますが、結局は幕府の都合で城主が定まらず、誰の城だっけ?という感じになってしまっています。
従いまして吉田城という名前も、諸説ありすぎて何が本当か判りません。
興味深いのは、ここの石垣にあります。
何世代にも渡って城主が変わった為に、その都度改修が行われた跡が、石垣に記されている事です。
築城当初のものから、或いは名古屋城から余った石が運ばれたと思われるものまで様々。
写真のポイント
それぞれに、大きめの建物ですので散策の途中で見上げる形で写真を撮っていただくと良いかと思います。
吉田城の天守閣はレプリカですので、ここは建物を撮るよりは地味ですが、石垣の積み方や材質が均一でない所を撮ると風変わりな絵になります。








