ラムサール条約の藤前干拓

藤前干拓概要

ラムサール条約という言葉をご存知でしょうか?
世界的な規模で環境保全を目的としたもので、湿原や干拓地などを容易に開発の対象とならないように指定し守る為のものです。
日本には現在37ケ所の指定地がありますが、愛知県では唯一この藤前干拓が指定されております。

しかも、他の県では夫々自然が豊富な場所にあるのに対して、この藤前は名古屋港の目の前に位置しており、よくぞ開発の危機から保護されたものだと関心いたします。

もともとは、名古屋のゴミ処分地の不足を補う為に埋め立てを計画していた場所だそうですから、相当広い訳です。
庄内川という名古屋港に面した大きな川に掛けられた名港西大橋からすぐ目の前の位置にあり、市民生活圏のすぐ目の前にある訳です。

アクセス方法としては、名古屋からJRあおなみ線に乗り野跡駅で下車、徒歩10分程度です。

干拓に行ってみましょう

まずは、稲永ビジターセンターを訪れて、藤前干拓についての知識を頭に入れてから行かれた方が価値観が判っていただけると思います。

干拓地は、毎日引き潮時になると地表が現れます。
沢山の種類の水鳥達が集まり、そこでの生活を間近で見ることができます。

春先には、シギ、チドリ等はシベリア、アラスカに向かう途中でここに立ち寄るために飛来して賑やかになります。
バードウオッチングシーズンの幕開けです。

夏は、鳥達がついばんだ跡やカニ達の住処が空き家になったりで、穴が沢山あちこちで見られます。
そこを、潮干狩りの気分で干拓の中を歩いて観察ができます。

秋は一度シベリアやアラスカへ飛んで行ったシギやチドリ達がまた帰りに訪れてきます。

冬は、カモやハマシギがシベリアから渡ってきます。
但し、この時期は地表の現れる時間が夜半になってしまいますので、遠くから眺めるだけになってしまうのが残念です。

写真のポイント

干拓地での写真撮影は、バードウオッチングの基本と同じです。
しかし、そこまでの機材や時間を持たない場合はどうしたらいいでしょうか。
夏の間はかなり近くまで寄っていく事ができますので、なるべくローアングルの姿勢で撮りましょう。
干拓で楽しそうに戯れる鳥達を収める事ができるはずです。

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